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Channel: 岩ちゃんのガラクタ倉庫
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古いCDプレーヤーってもうバクチだね

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私、古いCDプレーヤーが好きです。
いつも面白い機種がないかなとドフでは必ずチェックしています。
コイツは先日1000円で衝動的に購入してしまいました。
ONKYOのC-701Xです。

イメージ 1
※修理途中につきトレイは外しています

でもちょっと後悔しています。。。
定価89,800円とそれなりの値段なのに、シングルDACだったとは拍子抜けです。
売りである光結合を除けば、398クラスの機種とほとんど同じ内容じゃないですか(^^;

持った時のずっしりした重さも、底面に張り付いたXスタビライザーとかいう重りのおかげです(笑)
イメージ 2

T-445XXもこれが付いて重かったなぁ・・・。
これシャーシがペナなので、補強しないとたわむからなのかもしれません(爆)

確認症状:
CDの出し入れは問題なし、ディスクをセットしても全く読もうとせず、スピンドルも回転しません。
レンズ汚れかな~と、ボンネットカバーを外して確認すると・・・
イメージ 3

そのままとは思えない綺麗さです。
しっかり清掃済みでした。
なんだか嫌な予感がします(^^;

メカ部は簡単に外れます。
イメージ 6


回転しない原因その1
スピンドルモーターの軸が固着してかなり重いです。
オイル切れで軸受が焼きついてしまったのでしょうか・・?
とりあえず、メタル軸受にオイルを差して、1時間ほど安定化電源から3Vぐらいを供給し慣らし運転させました。
これでスムーズに回るようになってくれました。

CRC5-56とかはすぐに揮発して効果が持続しませんのでダメです。
モーターのメタル軸受にはこれが適しています。
http://www.tamiya.com/japan/products/product_info_ex.html?products_id=53508
実売で700円ぐらいだったかと思います。

回転しない原因その2
電源を入れてもフォーカスサーチ動作(レンズが3回ぐらい上下動するヤツ)しない。
さらに、レーザーが常時発光しています。
(危険ですから直視してはいけません。デジカメ等を通して確認してください。)

これはスレッドギアが原点まで戻ってもさらに回そうとするため、ギア同士が噛んでしまい動けない状況でした。
その原因は、下の写真の原点検出SWの接触不良です。
イメージ 4

このSWをたたいても全く反応がありません。(テスターにて)
完全に不良化しています。
DATの修理でもこのSW(ALPS製)には良い思い出がありません。。。

精密マイナスドライバーで左右の爪をコジって分解します。
折らないように慎重に・・・。
イメージ 5

ご覧のように真っ黒です。
前所有者に接点復活剤のようなものをかけられてギトついていますが、無意味だったようです。
清掃して接点グリスを塗って組立て、正常に反応することをテスターで確認し元に戻します。

これで復活かと思いきや、そう甘くはありませんでした!
全くTOCを読みません。

レーザーピックアップが寿命のようです。。。

KSS-152A、すでに手に入りません。あってもぶったまげるほどのプレミア価格・・・。
イメージ 7

最後の悪あがきで例のボリュームを弄ってみましたが読めるまで改善しません。
オシロで確認してもアイパターンすら見えません。。。
もはや完全にご臨終してますorz
WEBで調べるとKSS-123Aと互換性があるようです。
123なら昔NECのプレーヤーから取ったものが保管してあるはずです。
探し出して換装してみますかね。

中にはレーザーダイオード単体で交換をしているツワモノも調べるといらっしゃいます。
すばらしい方法だと感心しますが、見よう見真似でやっても成功する確率は低いかと思います。
LDは静電気や熱に物凄く敏感だからです。そこらへんの対策から考えないと。

やっぱり古ーいCDプレーヤーに手を出すとレーザーNGのリスクは避けられません。
もう、そういう年式になってきているということですねぇ。

オクとかでものすごい値段で落としている方々は、いったいどうしているんだろう???

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